6月も終わりです。

今年の新発見。
実は梅雨が好きだということ。
前にも書いたかな^_^;

そして今日は、ハナレグミの大分ライブ〜 ♬

6月は土曜日の不在が多かったのですが、
23日、24日は、食育推進全国大会が大分で開催され、
参加してきたのでした。

しかも、「佐伯市食育推進会議」という名前の通り
佐伯市の食育を推し進める活動をしている
会があるのですが、約10年に及ぶ活動が今年、

農林水産大臣賞を戴くという栄誉を受け、
表彰されに行ってきたのでした!

佐伯市の食育活動は全国でも珍しいカタチで
活動しているらしく、、。というのも今回、
他の推進会議の活動をみて初めて知ったのですが、
行政の取り組みとして、大体が健康増進課や
体育保健課などが主体になって、
管理栄養士の方が中心の活動なのだそう。
それに比べると、

佐伯市は「まちづくり推進課」の取り組みに、
食育推進があって、
「食のまちづくり基本法」という規則を作ったので、
未来永劫、佐伯市のまちづくりに
欠かせないものとして「食」が君臨!!

その決まりを作ったのも市民である、
佐伯市食育推進会議のメンバーです。

料理人や、
市場長
農業生産者
生産加工者
生産組合関係者
PTA関係者
学校給食栄養指導教諭

食育推進団体
主婦
地域おこし協力隊

そして、農林水産課の職員などなど

行政と市民がひとつになって
「生きることは食べること」をテーマに、
体のためはもちろん、
ふるさとの思い出は「味覚」だという観点を大切に、
子どもからお年寄りまでを対象に、
様々な取り組みを行っているのでした。

さいき『食』のまちづくりレシピ

今回、そんな活動の事例発表も仰せつかり、
ど緊張の報告をさせていただきました。

事例発表の直前は、なんと、
レジェンド!!葛西紀明氏の基調講演でした。

そんな訳で、ちゃっかり
レジェンドと握手してもらいましたー!


土日開催だった全国大会。

たくさんの方が、参加されていました。

全国からの参加者、
ボランティアスタッフ、
本当に、頭が下がる思いでいっぱいになり、

ますますがんばろーーと思ったのでした。

みなさん、お疲れ様です!

 

茶蔵流、糀を使った料理教室。

2016年5月30日。

ご縁あって、北九州市の肌ちえサロンにて
糀を使った料理教室を開催させていただきました。

肌ちえサロン主宰の、山本由佳さんとは
糀屋本店さんを訪ねてこられた際に、
宝来家旅館へ宿泊いただき、
茶蔵にて食事をしていただいたことをきっかけに
何度かお会いしてお話しするごとに、
共通する思いを深め合っての
料理教室という流れに至りました。

「誰かに何かを教える」
ということに自信などなく、
これまで料理教室のお話しは
どれもお断りしていたので、
由佳さんと出会わなければ、
挑戦することもなかったかもしれません。

どうしてそこまで動かされたのか??

由佳さんの行動するパワーと
世の中を幸せに導きたいという思い。

その思いは茶蔵をはじめる時の思いに
限りなく近いのだと、、、思いました。

 

『世の中が幸せになるには?』

 

身体が喜ぶ食事をすること。

心が嬉しくなることを選択すること。

自然とひとつになって生きること。

 

そのために必要なことのように思えたので、
ともかくお引き受けすることにしました。

 

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肌ちえサロンは、
山水輝製薬の会社内にありますが、
隅々まで掃除も行き届いていて、
本当に心地よい空間でした。

由佳さんの心がけ、
思いのまっすぐさに
自分を省みることができました^_^;

本当に、、
素敵な経験をありがとうございます!


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▲整理整頓が行き届いた素敵なサロン



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▲糀を使った料理たち

黒米と小豆入り玄米ご飯
キャベツの塩糀漬け
小松菜と人参の塩糀炒め
りんごとバナナの甘酒スムージー

そして、塩糀づくりを行いました。

ご参加いただいた皆さん、
ありがとうございました^_^

塩糀は無事にできたのかな。。。
またお会いできる日を楽しみにしてます!

 

日本肌育学会
http://hadachie.com/

山水輝製薬
http://www.yamamizuki.jp/

「人が集うキッチン」を夢見て

茶蔵のある佐伯市は、全国の街がそうであるように、
もれなく中心部が空洞化してます ^_^;

というのも、中心街の活性化についての論議と計画は
20年以上前から行われていたそうで、
その時代とともに、紆余曲折を経て、現状となったのでした。

かつて8階建てのデパートがあった大手前商店街は
2016年になったいま、空き地と駐車場に囲まれたエリアとなりました。

そんな今日ですが、この佐伯の中心地をどのように活用していくか、
この2年の間に市民会議が佐伯市によって行われ、ようやく骨子もまとまり
設計のコンペも開催され、大体の図面も見えてきたようです。

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これまでの動き、佐伯市HPより

大手前開発 基本計画

佐伯市中心市街地活性化基本計画(全編) 平成28年4月〔PDF

中心市街地活性化基本計画

***

中心市街地の最大の目的は、

「人の集う街」

計画の中に「まちの部屋」という考えがあって、
食育推進のためのキッチンが設けられるそうです。

佐伯市の進める「食のまちづくり」にとって欠かせないもの。
だけど、単純に、調理室だと
現状のものと変わらないものになってしまい、
誰もが利用でき、集える空間となりえるのかな?
と考えてしまいます。

現状案の
子育て支援室と隣り合っていること、
ガラス張りで中の活動が見えること、
などは、とても良いと思うのだけど、
もう少し、誰もが集いやすくできるには、

ただ料理を学びに来た人のためだけの空間ではない、
より開かれた空間にすることが大事かと。

例えば、「図書室」と連携させて、
ブックカフェならぬ、ブックキッチンにして、
お母さんが料理をする横で、子どもが絵本を読んだり
料理の本をさっと広げられるスペース。

シアター機能もあって、映像を見ながらワークしたり、
映画を見て、インスパイアされて調理をしたり、、

さらには、広場で、地産地消のマルシェが開催されて、
佐伯の豊かな海の幸、山の幸が並んだ食材を購入した観光客が、
その場で調理して食事を楽しめるスペース。
そんな賑わいを創出できる空間にするためには
どんなキッチンが理想的ななのかな〜?と想像してしまいます。


「キッチンはこういうもの」という既成概念にしばられることなく、
人と人との化学反応の生まれる場所をつくりだすという考え方。

おもしろい記事を見つけたので、こちらにリンク
そして、出来うることなら、まちなかに田畑があったら素敵です。

広場の一角は、
小学生が地元の農家さんに教わりながら育てる作物畑。
または、市民農園でも楽しそう〜。
できることなら、無農薬・無化学肥料で!!

地域の農家さんが来て、農業指導。
近所のこどもたちが来て、作物作り。

その土台があれば、
地域住民が集い、
観光客も集う。

そんな気がするんだけどな〜。

夢は、どんどんと膨らむのでした!!

はじめまして


土から、人も野菜も生まれたって知ってた?

人が生まれた地球。その地球を覆う土。

考えてみれば、地球上のすべてのものは、カタチは違っても構成する物質は、組み合わせがちがうだけなのかも!

茶蔵のある佐伯市のお隣り、臼杵市野津にある「赤峰農園」は通称「なずな」と呼ばれ、全国でも知られる「循環農法」を生み出した赤峰勝人さんというお百姓さんがいます。

「循環農法」とは、無農薬・無化学肥料で野菜や米を育てる自然農法のひとつです。

赤峰さんに出会うまでは、食べるものはただ嗜好にあわせ、好きなものさえ食べられたらいいと思っていました。

2000年を迎える少し前、機会があって「なずな」の収穫祭に伺い、赤峰さんとお話しすることに、、、すると、顔をみるなり「添加物いっぱいの顔をしちょんなぁ」と続けて「コーヒーとチョコレートが止められんなぁ」。

そのひと言に、ただものではない!どうしてわかるんだろう?と疑問を持ったのが、はじまりのはじまり。

冷え性、便秘、低体温、低血圧、偏頭痛、生理痛、加えて、風邪をひきやすい体質。

当時は、いわゆる生活習慣によるといわれる病気のすべてを持ち合わせていました。

「玄米を食べてみよ、1ヶ月で良くなる」

赤峰さんに言われ、翌日から玄米を食べはじめたのですが、2週間もすると、便秘が解消され、35度を切っていた体温は36度をこえ、なにより身体が軽くなっているのを感じたのでした。。

以来、食事の大切さを追求し続ける日々。

試行錯誤しながら、たくさんの方にアドバイスをいただきながら、

気がつくとカフェをオープンして、8年を迎えようとしています。