HP、リニューアルに関してのあれこれ。

まずは、暑中お見舞い申し上げます。

しばらくSNS(Instagram、Facebook)にて、情報発信してましたので、ブログが置き去りになってしまいました。近況情報を共有いたします^_^

スローカフェ茶蔵は「宝来家旅館」の一角にあります。昨年の秋に、ガレージだったスペースを改装して、旅館の庭の奥にあったカフェは路面店となりました。以前からお越しいただいているお客様には、入口が変わって『???』と困惑される方もしばしば。

HPもリニューアル中ですが、今後は『町宿 宝来家』と『スローカフェ・茶蔵』の二本柱となります。

しかし旅館は5年3ヶ月休業中。
なんとか再開したいと試行錯誤して月日だけが過ぎてます。

お宿を再開したい一番の理由は、この空間が好きだから。
この空間に生まれ育って数十年経ちますが、アパートやマンション暮らしを経験すると、木造家屋の居心地の良さを実感します。
友人が「ここは呼吸する家だね」って言いましたが、まさにそう!そうなんです!気密性のない木造の日本家屋は、風が通りまるで家が呼吸をしているよう。
今年は昭和100年。
昭和6年に完成した宝来家の建物は、94歳になります。
長い年月の間には、継ぎ足し、削ったりと、改装を重ねながら現在の形になっています。
宝来家は明治創業で、当時は料亭でした。

昭和4年に通り一体の火災により消失後、建て替え。
庭を囲んで木造2階には料亭のある広間。
庭の反対の木造3階には1階にカフェ、2階はダンスホールという洋館風の造り。

戦後に旅館に改業してダンスホールは客室に改装しましたが、廊下や階段などに洋館の名残を見ることができます。
そう、そんな宝来家旅館を維持して、旅館の再開を目指してます。
カフェを路面に改装したのも、お宿再開のためのフロントにする!
という思惑がありました。
この広い空間をまずは一人で切り盛りしつつ、旅館を再開するためにあれやこれやと画策をしつつ、仲間たちにマルシェに宝来家の庭を活用してもらい、「宝来家ガーデンマルシェ」を開催。若い方たちには撮影スポットとして利用いただいたりしてます。
そんな訳で、わずかながらですが、動き始めてます。

一人でできることなんて、本当に小さいことなんだなぁと、皆に助けてもらう度に気付かされます。

それでも、まずは一人の一歩からだと信じて。
知っている方は、まだなの?という感じなのですが、お宿の再開に向けて、クラウドファンディングに挑戦しようと考えています。
クラファンすることの詳細などは引き続きアップしていきます。
サイトを立ち上げリンクしていきますので、皆様のアドバイス、ご協力をいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

#スローカフェ茶蔵

宝来家ガーデンマルシェ004

気がつけば、、というフレーズを何度使ったことか!Instagramへの投稿はしようとがんばるものの、気がつけば、、ブログの更新がおいてけぼり。。。

夏のナイトマルシェも、玄米ワークショップも、書き込みしないまま。(汗)

気を取り直して、、今週末は宝来家ガーデンマルシェ004を開催します。

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テーマは「モノだけ売らないマルシェ」

小さなマルシェですが、
作り手との会話を楽しんで欲しくて
深くつながることができる
そんな場所を育ててます。

11時〜15時

有機野菜の農家さんのほか、
天然酵母のパン屋さん、ベーグル屋さん、
魚介のピザと焼き菓子のお店に、
薬膳スープ。

大分の焙煎コーヒー屋さんに、
グラスフェッドビーフを育てる牛飼いさん(要予約です!)。

カフェの斜め前に7月にオープンした
クラフトビール屋さんも参加。
蒲江のリカーマートからナチュラルワインもあるので、

ハンドルキーパーと一緒にくるか、
歩いて来られることをオススメします。

ナイトマルシェで好評だったピンチョス企画も続行!
佐伯ならではの魚介ピンチョスが並ぶ予定です。
茶蔵ピンチョスもお楽しみに〜

日曜は船頭町へ足を運んでみてください!
素敵な出会いがあるはずです。
お待ちしてます^_^

マルシェへご来場ありがとうございました

宝来屋ガーデンマルシェ002へ、
たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました♪

11時からのマルシェと、12時からのランチ。

心躍る9つの出店の横で、茶蔵の店内を暗闇にして
きたうら善漁。の大将、吉田 善兵衛さんによる
「ただおにぎりを食べるだけ」と、
題したランチのお手伝いをさせていただきました。

善兵衛さんがいつも話してくれる「主客一体」

ただ、いまここにある食材を使い、手を加え、提供する。
あるがままを、暗闇の中、五感を研ぎ澄ませ、食べる。

そうすると、どう感じるのか???

食事の後、参加者のみなさんから拍手が湧き上がり、
ホスト側として、喜びとともに安堵しました。

 
この場に携われたことにただただ感謝です。
善兵衛さんと何度も打ち合わせをして、感じたことは、
言葉にするにはあまりにも感覚的で、
そして自然であり、難しいのですが、、
かけがえのない体験でした!

大きな力を頂いた、そんな感じです。

暗闇から外に出ると、マルシェの商品はほぼ完売。
マルシェに足を運んでくれたであろう方々とは
お話しできませんでしたーー。

マルシェ写真に写るみんなの笑顔をみて、
楽しんでもらえたのだと感じてます。

横のつながりを、これからも作っていきますので、
今後とも宝来屋ガーデンマルシェをよろしくお願いします。

宝来家ガーデンマルシェ

宝来家ガーデンマルシェ002
5月26日(日)11時〜15時

2月にスタートした宝来家ガーデンマルシェ
2回目の開催は、農家さん、生産者さんを中心に、10店舗にご出店いただきます。

この日だけのために作っていただく商品もあり、
食に携わる人たちの思いを感じること間違いなしです ^_^

小さ小さなマルシェですが、
今回もまた魅力的な作り手ばかりです。

作り手と買い手との関係が自然にできるくらいの距離感が魅力だと思います。
ぜひ遊びに来てください!
● ランチ企画は、延岡の名店「きたうら善漁。」

ただの料理屋のただの料理人と自らを名乗る吉田善兵衛氏の
世界観を感じるランチ企画。味覚を研ぎ澄ませて食べる食事は
また格別だと思います。要予約・限定10名様のみ。

※ありがとうございます!満席となりました。


●宝来家ガーデンマルシェとは

大分県佐伯市船頭町で、料亭からはじまりダンスホール、旅館、スローカフェと130年続く「宝来家」の中庭とガレージで行う、小さな小さなマルシェ。小さいからこそ、作り手との距離の近さも特徴です。

@saikiamabe_taberu


○○来場の際の注意事項○○
会場には駐車場はございません。
近くにある市営駐車場をご利用ください。

本年もご来店ありがとうございました。

本日、今年最後の営業となりました。
今年の1月にカフェのみの営業を再開し、
2月からは玄米ランチをご予約にて承っていました。

カフェの再開をご存知でない方も多かった中、
再開を耳にして、いままで通りふらりと立ち寄ってくれた方もいました。

せっかくお越しいただいても、ご用意できずに
お断りすることもありました。

本来でしたら、ご予約なしでの営業ができるとよいのですが、
まだまだコロナの影響もあり、さまざまな物価高騰により
少しでも食材を無駄にしないで営業していくには、
要予約という形がベストだと考えています。

2023年もご予約営業していきたいと思います。
ご来店いただく皆さんにはお手数をおかけしますが、
どうぞご理解いただけますよう、お願いいたします。

ご予約は、前日の午前中までにお電話ください。
tel.0972-22-0120



さまざまなことが予測できない昨今ですが、
今年も1年を過ごすことができました。

茶蔵へお食事にお越しいただいた皆さんのおかげです。
ありがとうございました。

どうぞ来年も引き続き、ご来店いただけますよう
よろしくお願い申し上げます。

 

2023年は1月6日からの営業となります。


本年は大変お世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。


スローカフェ・茶蔵

 

玄米ワークショップのこと

今年は9月9日、11月11日と2回、
「玄米の炊き方ワークショップ」の
講師をさせていただきました。

大分県佐伯市は「食のまち」。
食のまちづくりを行なって10数年経ちますが、
2020年からは「オーガニックシティ宣言」をして、
さいきオーガニック憲章がつくられました。

そんなわけで、佐伯市には食育推進事業が盛ん。

まず9月のワークショップは、
佐伯市ブランド推進課による
オーガニック推進事業ワークショップの第1回目。

恥ずかしながら、
「ひろこさんと玄米の話。」というタイトルで、
なぜ玄米に出会い、お店で提供しているのか?
という原点から、玄米の炊き方までじっくりとお話ししました。

実際に皆さんには、玄米を洗うところからスタートしてもらい、
旬のカボスを加えた「玄米かぼす飯」を作り、
手巻き寿司にして食べてもらいました。

ありがたいことに、茶蔵のお客様もいて、
玄米のことを知りたいという声と共に、
ひろこさんの話を聞きたくて!という方まで。。。

基本的に人前でおしゃべりの苦手なタイプなので、
あまりお引き受けしてきませんでしたが、
これまでの体験が皆さんのお役に立てるなら
喜んでお話しさせていただきたいと感じました。



そして、11月のワークショップは、
まちづくり佐伯が主催の「食育ワークショップ」。

「おいしい玄米ごはんの炊き方と野菜を使ったランチプレートを作ろう」
という、玄米の炊き方と旬のお野菜を使った料理のWSでした。

11月なので、端境期も過ぎて葉物野菜も出ている頃!
と思ってのプランだったのですが、
今年は夏の日照りと台風の影響で野菜が少なく、
メニューもひと苦労。。。

そんな時、お店でも強い味方の
お芋類と大豆ミートに助けられました^_^;

玄米が中心のメニューということで、
メインは「玄米入り里芋コロッケ」。

その他、
「大豆ミートの唐揚げ風」
「春菊とひじきの生サラダ」
「椎茸とマコモ茸のソテー、マリンレモンかけ」
おまけに
「さつまいもとよもぎの天ぷら」
「糀納豆」を用意しました。

レシピはご用意しましたが、
基本目分量。。
なので、レシピも簡単。

蒸すといっても、
各家庭で蒸し方もさまざま。

そして出来上がったお料理も
基本目分量なので、お味もさまざま。

自分じゃない誰かが作った玄米プレートは
本当に新鮮な気づきを与えてくれました。

ご参加いただいた皆さんと、
企画してくれた関係者の皆さんに、
心から感謝いたします。

この貴重すぎる体験は
よい経験となりました。

また機会があれば、ぜひ挑戦したいです。

その時は、ぜひご参加お待ちしてますー^_^



※写真は、さいきブランドさんのインスタより