2016-05-16 |
chakra blog,
mind
茶蔵のある佐伯市は、全国の街がそうであるように、
もれなく中心部が空洞化してます ^_^;
というのも、中心街の活性化についての論議と計画は
20年以上前から行われていたそうで、
その時代とともに、紆余曲折を経て、現状となったのでした。
かつて8階建てのデパートがあった大手前商店街は
2016年になったいま、空き地と駐車場に囲まれたエリアとなりました。
そんな今日ですが、この佐伯の中心地をどのように活用していくか、
この2年の間に市民会議が佐伯市によって行われ、ようやく骨子もまとまり
設計のコンペも開催され、大体の図面も見えてきたようです。
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これまでの動き、佐伯市HPより
大手前開発 基本計画
佐伯市中心市街地活性化基本計画(全編) 平成28年4月〔PDF〕
中心市街地活性化基本計画
***
中心市街地の最大の目的は、
「人の集う街」
計画の中に「まちの部屋」という考えがあって、
食育推進のためのキッチンが設けられるそうです。
佐伯市の進める「食のまちづくり」にとって欠かせないもの。
だけど、単純に、調理室だと
現状のものと変わらないものになってしまい、
誰もが利用でき、集える空間となりえるのかな?
と考えてしまいます。
現状案の
子育て支援室と隣り合っていること、
ガラス張りで中の活動が見えること、
などは、とても良いと思うのだけど、
もう少し、誰もが集いやすくできるには、
ただ料理を学びに来た人のためだけの空間ではない、
より開かれた空間にすることが大事かと。
例えば、「図書室」と連携させて、
ブックカフェならぬ、ブックキッチンにして、
お母さんが料理をする横で、子どもが絵本を読んだり
料理の本をさっと広げられるスペース。
シアター機能もあって、映像を見ながらワークしたり、
映画を見て、インスパイアされて調理をしたり、、
さらには、広場で、地産地消のマルシェが開催されて、
佐伯の豊かな海の幸、山の幸が並んだ食材を購入した観光客が、
その場で調理して食事を楽しめるスペース。
そんな賑わいを創出できる空間にするためには
どんなキッチンが理想的ななのかな〜?と想像してしまいます。
「キッチンはこういうもの」という既成概念にしばられることなく、
人と人との化学反応の生まれる場所をつくりだすという考え方。
おもしろい記事を見つけたので、こちらにリンク
そして、出来うることなら、まちなかに田畑があったら素敵です。
広場の一角は、
小学生が地元の農家さんに教わりながら育てる作物畑。
または、市民農園でも楽しそう〜。
できることなら、無農薬・無化学肥料で!!
地域の農家さんが来て、農業指導。
近所のこどもたちが来て、作物作り。
その土台があれば、
地域住民が集い、
観光客も集う。
そんな気がするんだけどな〜。
夢は、どんどんと膨らむのでした!!
2016-05-05 |
colum,
event
今回は、熊本・大分地震においての活動報告と、
震災チャリティーライブ「キヨシローナイト」(夜じゃないけど^_^;)
ライブレポ(?)です。
茶蔵も参加、協力させていただいた、
震災支援ユニット「あつめ4(よん)」
メンバーは、4名。
熊本に友人も多く、何かできることはないかな?と思っていた私の元に、東北の震災ボランティアにも行った、友人のOくんより連絡があり、「熊本まで、物資あつめて持って行く?」というので、「行く」と返事をしたのが4月17日(日)朝8時過ぎのことでした。そこに、佐伯市役所のGちゃんも駆けつけてくれて、3人で今からできることを話し合い、11時〜14時までに集められる物資を募って、それを車に乗せて水俣まで行くことになりました。(水俣Hub-Power 詳細はこちら)
1日あつめて、運んだ後も、「もうあつめないんですか?」との問い合わせをいただき、翌日も定休日だったこともあり、茶蔵の駐車場にて、2日目の物資を募集。
物資を持ってきてくれたSっちが、只今ニート真っ最中とのことで、3日目以降、収集場所をチクタクテンポに移動して、窓口に!強力な助っ人となってくれました。
この4人で、ともかくひと月は動こう!と決意して、名付けたユニットが「あつめ4(よん)」です。(あつめ4詳細はこちら)
しかし、そんなやる気のとこへ届いたのは「物資受入れ終了」の情報でした。
もちろん、物資が足りてきたことは良い話な訳で、、異論はありません。
でも、まだできることがあるはずよねーって、由布市へ物資を持ち込んだ際に、現状やボランティアについて聞いてみたりしましたが、ボランティアは足りているとのこと。ひとまず「あつめ4」の活動は休止となったのでした。
それでも余震は続き、熊本では避難生活を送る人の姿は、連日ニュースに映し出されています。そこへ、「四畳半」のメンバーから、茶蔵で震災チャリティーライブをやらせてもらえないかと言われ、即答でOK。しかも、忌野清志郎追悼ライブとは!嬉しい限りのお話し。(四畳半 詳細はこちら)
そんな訳で、茶蔵での初の音楽イベントはサクッと決まり、開催されたのでした。
〜あつめ4 Facebookより〜(抜粋)
まだ、私達にできることはあります。
できることの一つとして、佐伯の音楽家である四畳半さんは復興支援のチャリティーイベントを主催することを選びました。想い、できること、ニーズ、これしかない。
当日のライブ売上(投げ銭形式)を全て熊本・大分地震の被災地へ義援金として送られます。
私達のできること、「思いやりを持って楽しむ」というGWの選択肢はいかがでしょうか?
佐伯キヨシローナイト
https://www.facebook.com/events/513378848869573/
***(以上抜粋終わり)
生まれてこのかた、
こんなのんびりしたG.Wの別府、湯布院はみたことがない。
そんな非日常的な日常。
そんな中、キヨシローナイト(夜じゃないけど)は開催されました。
急遽開催の呼びかけに、大分県内の熱い思いをもったミュージシャンが声をあげてくれたそうです。どのバンドも、初めてお会いした方ばかりだったけど、心優しいミュージシャンたちでした。そして、本当に素敵なライブでした!!
四畳半と、あつめ4メンバー。
参加してくれた方々に、心から感謝です。
清志郎は永遠だね〜^_^
まだ今日も、朝から熊本は震度4。
佐伯も2度、揺れました。
1日も早く、余震が無くなり、
被災された方が、平穏な日常に戻れることを祈るばかりです。
今年もG.W.がやってきます。
熊本震災により、多くの方が避難生活を送られていますが、
1日も早い復興を願っております。
茶蔵でも、少しでもできることがないかと、
支援物資を募り、お届けするお手伝いをさせていただきました。
物資を持ってきていただいた、皆様。
心よりお礼申し上げます。
詳しくはFacebookをご覧ください。
G.W.期間中には、震災チャリティーライブを開催いたします。
茶蔵初の音楽ライブは、四畳半ライブ主催によるイベント!
入場無料で、投げ銭いただいたすべての金額を
熊本・大分の被災地へ寄付するとのことです。
5/3(火)は、通常営業とは異なりますが、
玄米おむすび、玄米ライスコロッケなど
テイクアウトメニューをご用意いたしますので、
ぜひ足をお運びください。
https://www.facebook.com/events/513378848869573/
5/8(日)は、通常定休日ですが、
ミニ太陽光発電ワークショップを開催します。
こちらは要予約となります。
https://www.facebook.com/events/237654779905092/
みなさん、楽しいG.W.をお過ごし下さい〜!
「オーガニックにできるところは、とことんやってみる。」
http://cafechakra.com/2016/02/09/はじめまして/ (きっかけはこちら)
玄米を食べて、元気になってきたので、それまで食べていたものを振り返り、その時、できることは何かと考えてみました。
その結果、調味料をナチュラルなものに変えてみることにしました。
調味料って、いろんなものを想像しますが、基本はそんなに多くありません。
「醤油、味噌、塩、酢、油」
基本はこれでまかなえるとおもいます。
さらに付け加えるなら、「糀」です。
茶蔵の斜め向かいは、かの有名な「糀屋本店」。
そんなこともあって、上記の5つの調味料と糀で、味付けをします。
糀は天然の添加物と考えていいのかもしれません。
「(塩)糀」を入れることで、素材の旨みを引き出す
「甘酒」を入れることで、自然の甘みを加える
「味噌」は、手前味噌で、家々の味を引き出す
「茶蔵のベースとなる、調味料たち」
「醤油」
丸島醤油 純正醤油こいくち/純正醤油うすくち
http://www.marusima.co.jp/
*
日東醸造 足助仕込三河しろたまり
http://nitto-j.com/
「塩」
なずなの塩 天日塩/釜炊塩/加工塩
塩のご注文は、なずなジャパン
TEL,0974-32-7111 FAX,0974-32-2200
「なずなの塩」〒876-1301 大分県佐伯市米水津間越
TEL,0972-34-8155 FAX,0972-34-8185
「油」
鹿北製油 なたね油
http://www.kahokuseiyu.co.jp/
*
ムソー 圧搾一番しぼり胡麻油
http://muso.co.jp/
http://muso.co.jp/item/10630.html
*
オルチョサンニータ オリーブ油
http://www.orcio.jp/?page_id=3373
「味噌」
糀屋本店の糀で作った自家製大豆味噌
「酢」
地元大分のかぼす、自家製梅酢、
「みりん」
味の一醸造 味の母
www.ajinoichi.co.jp/
「糀」
糀屋本店 米糀
http://www.saikikoujiya.com/
本日、お隣の息子の一歳の誕生日!
ということで、京町通りでもスペースのある我が家の庭にて、
誕生の餅つきをしたいとのお話をいただき、お誕生祝いの餅つきでした。
蒸しあがった餅米は、粘りを良くするためにも、まずはよく捏ねます。
朝10時。
臼と杵。そして餅を丸める台などがセッティングされ、おじいちゃん、おばあちゃんに、友人たちなど、16名が集いました。
京町通りには和菓子製造店があるので、そちらで餅米を蒸してもらい、茶蔵の庭まで運んできます。
今回は、2臼。
年末の京町通り餅つき大会では10臼以上つくので、
2臼はお手のもの!
2時間もかからずお昼には終了しました。
長老から^_^; 若い衆まで幅広く、1歳から90歳まで!!
ついた餅は、参加したみんなにおすそ分けして、いただきました。
餅つき終了後は、みんなでティータイム。
天気予報の雨マークはどこへやら、晴天に恵まれ
心地よい1日となりました。
土から、人も野菜も生まれたって知ってた?
人が生まれた地球。その地球を覆う土。
考えてみれば、地球上のすべてのものは、カタチは違っても構成する物質は、組み合わせがちがうだけなのかも!
茶蔵のある佐伯市のお隣り、臼杵市野津にある「赤峰農園」は通称「なずな」と呼ばれ、全国でも知られる「循環農法」を生み出した赤峰勝人さんというお百姓さんがいます。
「循環農法」とは、無農薬・無化学肥料で野菜や米を育てる自然農法のひとつです。
赤峰さんに出会うまでは、食べるものはただ嗜好にあわせ、好きなものさえ食べられたらいいと思っていました。
2000年を迎える少し前、機会があって「なずな」の収穫祭に伺い、赤峰さんとお話しすることに、、、すると、顔をみるなり「添加物いっぱいの顔をしちょんなぁ」と続けて「コーヒーとチョコレートが止められんなぁ」。
そのひと言に、ただものではない!どうしてわかるんだろう?と疑問を持ったのが、はじまりのはじまり。
冷え性、便秘、低体温、低血圧、偏頭痛、生理痛、加えて、風邪をひきやすい体質。
当時は、いわゆる生活習慣によるといわれる病気のすべてを持ち合わせていました。
「玄米を食べてみよ、1ヶ月で良くなる」
赤峰さんに言われ、翌日から玄米を食べはじめたのですが、2週間もすると、便秘が解消され、35度を切っていた体温は36度をこえ、なにより身体が軽くなっているのを感じたのでした。。
以来、食事の大切さを追求し続ける日々。
試行錯誤しながら、たくさんの方にアドバイスをいただきながら、
気がつくとカフェをオープンして、8年を迎えようとしています。
宝来家旅館の門をくぐって、庭から入ります。
右手奥に玄関があるので、靴を脱いでどうぞ。
店内は15席、のんびりくつろいでください。
店内の壁棚。陶器は地元の陶芸作家ものが 9割。
テーブルは明治時代より使用していた桜材。
無農薬・無肥料の佐伯産玄米と、お味噌汁。
野菜は循環農法で育てられた、旬の野菜たち。